2016年05月11日

|最終更新日 : 2016年10月09日|

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IT

ランサーズで仕事を獲るための最低限の提案の仕方と注意点など

Content rancers 1

私の会社ではデータ入力や簡単なアンケート、ちょっとしたサンプルを取る時にはランサーズを頻繁に利用しています。
数十件の仕事を依頼してきましたが、その中で色々と見えてくるものがありました。
ランサーズなどのクラウドソーシングで仕事を獲得できない人向けに色々と経験をお伝えしたいと思います。

私が経験してきた駄目な提案例と困ったランサーさん達の一例です。

今までに出会った困ったランサー

1.コピペランサー

コピペコピペコピペコピペコピペコピペ
コピペコピペコピペコピペコピペコピペコピペ
コピペコピペコピペコピペコピペコピペ

インターネットや書籍から拾ってきた文章をパソコンに叩きつけているのでしょう。
文章だけでなく、ロゴなどのデザイン系でも。
多くのクライアントが困っていると思いますが、全てを調べられるわけではないので根本的な解決策は無いような気がします。

2.納期間際に急に身内が病気になる。

昨夜、父親が倒れ病院に担ぎ込まれました。
現在は病院で指定の作業ができそうにありません。
納期を延期してもらえないでしょうか?

定番のパターンです。
「納期直前」になると入院されるケースが多いので、もしかして私の負のオーラがランサーさんの家族に悪影響を及ぼしているのではないかと落ち込んでしまいます。
お祓いに行ってきます。

3.文句を言う。

それはあなたの主観じゃないですか。
あなたの判断で言われても困ります。

クライアントの私以外誰が判断するのでしょうか。
第三者が私の仕事を代わりにやってくれるなら是非お願いしたいです。
キャンセル処理するより仕方ありませんでした。

4.文字数稼ぎに訳のわからない行動を取る

ohayougozaimazu
kyouha,shuushokuitinitimenanodekiaigahaitteimasu

何か文字コードでも間違えたのかと思いましたが、正気でこの文章を成果物として提出されました。
尋ねると「文字の種類については指定がなかったので」とのことですが、良い経験になりました。
インターネットを調べてみるとこれらの他に、「ひらがな」や「カタカナ」で文字数を稼ぐスタイルを確立している人もいるみたいです。
まさに「フリースタイル」ですね。ラッパーの人なのかも知れませんが、「揉める」事を前提にトライしてくる様な人は怖すぎるので早々に関わらないようにしました。

駄目な提案例

?な提案例の特徴はいくつかありますが、代表的なものをいくつか。
全てが悪いわけではなく、判断に迷うケースも少なくありません。
依頼内容は「間違いのないデータ入力」であったとします。

1.文章が短すぎる。

こんにちは。
データ入力には自信があります。
よろしくお願いいたします。

文面自体は特に問題ありませんが、採用はできません。提案文章が短い人はまず弾かれます。
提案を10受けたらだいたい半分はこのような提案かもしれません。
作業自体を軽く考えている事が文面から伝わってきます。
「仕事?めんどいけどくれればやるよ。適当にするけど」という人が多いです。
文章が短いかつ、提案金額が低い人は成果物に関してもかなりの危険度を持っています。
ランサーズを始めたばかりの頃はこのような人にも依頼をしてしまっていましたが、間違いだらけのオンパレードで最終的には連絡が取れなくなります。

2.提案文自体に誤字がある。

こんにちは。
データ入力には自身がありまます。
よろしこお願いいたします。

提案文章自体の読み返しをしていないという証拠になります。
人間誰しも間違いはあり、たまたま「よろしこ」となっていたり、たまたま「ありまます」となっていたり、「自信」(自分の価値・能力を信ずること。自己を信頼する心。)を「自身」(みずからのこと。)が正しい漢字と思い込んでいる可能性もありますが、そんな僅かな可能性を信じ切れるなら私はもっと成功しているような気がします。

3.タメ口である。やたらと挑戦的である。

正確な入力を求めてるんだって。
やってやるよ。
もしできなかったらノーマネーで結構だよ。

いつからあなたと友達になったのか?
「ノーマネー」ってなんだ。もしかして「マネーの虎」の吉田栄作の事なのですか?
じゃあ、君は「ノーマネーでフィニッシュ」だ。

4.経歴が長く文章も長いが基本コピペである。

はじめまして、●●様。

いままでの仕事内容や経歴が一覧にして羅列
~~~~
~~~~

最後にちょろっと提案について記載してある。

こちらの名前と提案文について書かれているので悪い評価にはなりません。
ただ、名前と最後の提案部分だけを変えて使い回しをしていると思われ、あまり良い印象はありません。
経験則から言うと、こういうコピペ系の人は成果物にコピペや盗用を行うなど問題がある割合が若干高かったです。

5.相場がわかりません。あなたの言い値で請けます。

私は是非この仕事がしたいです。
相場がわからず、この仕事を獲得したいがために設定金額の最小額で提案いたしました。
とにかく一度、ご連絡お待ちしています。

一見、情熱にあふれる提案のように思えますが、最近はこういう提案が増えています。
実際に連絡をしてみると報酬額は高くなることが多く、とにかく交渉したいという作戦かと思います。
普通に提案しているだけでは提案を獲ることができないランサーさんの知恵でこういう表現になったのかと思いますが、仕事をお願いしてみればあの情熱はどこへやら、至って普通か残念な事が多いです。現在ではこういう提案は特に注視することなく良い内容でない限りはスルーするようにしています。

良い提案例、良いランサーの特徴

今までに出会って来た良い提案例をまとめてサンプルを作成しました。

はじめまして、●●様。

私は●●(ハンドルネーム)こと「本名」と申します。‥①
この度は貴社のお仕事をお受けしたくご連絡を致しました。

データ入力作業は私の得意とするところで、過去に何件もの仕事を担当しており全て良い評価を頂戴しております。‥②
確認を怠らず、確実に正確な成果物を提供することをお約束いたします。
※関連作業の一覧を記載

また、●●(クライアントのハンドルネーム)様の仕事依頼内容も拝見させていただきましたが、私の得意とする分野との共通点が多く、今回のお仕事を通じてより良い関係が構築できるのではないかとも考えております。‥③

報酬は~円で提案させていただきましたが、詳細な作業内容をお聞かせいただければ内容に応じた適正額に変更することも可能です。‥④

なにとぞご検討いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

まずは最初と最後に挨拶文を。
これができているかいないかで印象はがらりと変わります。
ビジネスでは当たり前の事ですが、ランサーズではこれすらも記載されていない人が多いです。

コピペ以外の豊富な文章量
コピペで経歴を一覧化してかさ上げした文章ではなく、自身と提案とクライアントについての文章を豊富に用意する。
このあたりは就職活動の履歴書やエントリーシートと同じです。
当社のケースでも文章量が多いほど採用率は高くなっています。

①ハンドルネームと本名を書く。
無くても問題はありませんが本名を記載すると信頼度が高まります。

②自身の得意作業と今回の作業のつながりをアピールするとGOOD!
未経験者と経験者では信頼度に大きな差があります。

③クライアントのことを調べたというアピールをする。
この文章であれば「次も仕事をください」という印象を与えてしまうかも知れませんが、一番大事なのはクライアント側の経歴・プロフィールを見たことをアピールすること。
クライアントのことを考えてますよ、という意思伝達をすることで印象は大きく異なります。

④報酬額を極端に安く設定しすぎない。できるかぎりで柔軟な対応を。
ここは意見が分かれるところだと思います。
結局はクライアントとランサーが何を求めているのかで価格設定が違ってくるため一概には言えません。
金額なのか?クオリティなのか?
クライアントの過去の依頼履歴(依頼ページの重視する点項目や注意事項、過去に依頼したランサーの状況など)を参考にすると、「求めているもの」が判断しやすいでしょう。
実績が無く、報酬額が極端に安い場合は警戒されるかもしれません。
報酬金額を下げるよりも丁寧な対応を心がける方が良い結果につながりやすいと思います。

結論として

私がこの文章を書いたのはあまりにもったいないランサーさんが多いからです。
この提案文では‥。もっと文章を増やすなり思いを伝えるなりいくらでも方法があるのになと。
もちろん、仕事自体に魅力を感じないがために、そのような対応になっている面も否めませんが、工夫をすることでいくらでも可能性は広がると思います。

相手の顔が見えないクラウドソーシングの性質上、始めからランサーを信じ切ることは難しいです。
結局はランサーは「クライアントのことをこれだけ考えていますよ」というアピールをどこまでできるかが勝負になるかと思います。

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