2016年09月01日

|最終更新日 : 2016年10月15日|

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エンターテイメント

日本で一番面白かった劇団

Content nihonde ichiban 1

昔は有名・無名問わず演劇をよく観ていた。
ただ、どこか文化祭の延長に感じられるような作品ばかりで、期待しないままに観には行くことがほとんどだった。
正直なところ、観て良かったと思える作品はほとんど無かったと思う。

そんな状況であったが、ある劇団だけは心底、観て良かったと感じた。
その劇団を観て思った。日本一面白い。単純に「凄い」と。

その劇団の名前は「コメディユニット磯川家」

ストーリー、テンポ、間、オチ、全て完璧に近いクオリティでこんな劇団が関西にあるのかと驚愕した事を覚えている。
吉本新喜劇と比べても断然に面白かった。

ただ、私が観たのは「恋するプライオリティシート」と「今日の日は」のたった2作品で、これは磯川家の最後の2作品だった。

そして「今日の日は」を最後に磯川家は活動休止になってしまった。

バンドなら活動休止から再結成に至ることはあっても、劇団が活動を休止した場合はほぼ100%再結成はない。つまり事実上解散と言うことになる。

劇団員は基本的にバイトをしながら、あるいは休みに融通の利く仕事をしながら活動している人がほとんど。
それは演劇に集中するための行動であるわけだけれど、劇団が休止になってしまえば正社員になったり、他の劇団に入ったりとバラバラになっていく。

バンドなら活動することで金銭を得ることができるが、劇団の場合は再結成したところで金銭を得ることはできない。※ほとんどの小劇団は利益がない。
そのため、別の道に進んだ人材を呼び戻すことができずに、再結成というのは現実的に厳しくなるのだ。

メンバーのブログを見てみると今でも仲が良さそうな光景がアップされており、メンバーそれぞれは違う劇団にいったり、普通に働いたりと様々なようだ。

あの素晴らしい作品を観ることがもうできないと思うと少し寂しい気持ちになるが、それぞれの活躍に期待したいと思う。

間違いなくあの当時では日本で一番面白い劇団でした。

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